海辺で恋するシンデレラ

波瑠さんは、車を路肩に止め

ギュッと抱きしめてくれた。


久々に感じる、波瑠さんの温もりに

我慢していた涙は、一気に溢れ止まらなかった。


「はるさ~ん・・・。」


数時間前、一生分の涙を出したと思ったのに

今は、嬉し涙を流してる。


波瑠さんは、私が泣き止むまで

ずっと抱きしめ、背中を擦ってくれた。



「海桜、もう二度と俺から離れないで・・・今回は、本当に焦った。合鍵まで置いて行っちゃうし・・・連絡も取れないし、参ったよ。」

「もう、離れない・・・波瑠さんが嫌って言うまで、離れてあげないんだから。」

「絶対、そんなこと言わないから、安心して。」


ギュッと抱き合って、何日か振りのkissをした。


「あ~、このままマンションに帰って海桜を抱きたいけど・・・会社に行かなきゃ。面倒くさいなぁ~」


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