海辺で恋するシンデレラ
目が覚めると、隣に波瑠さんの姿は無かった。
何だか寂しくて、波瑠さんが居た場所を
そっと手でなぞってみる。
あれ?
左手の薬指に、キラッと光るものが見える。
シーツから手を離し
上に腕ごと持ち上げてみる。
指輪・・・ダイヤモンドの・・・
「指輪っ!?」
思わず、ガバッと起き上がった。
「あ、起きた?海桜。」
シャワーを浴びてきたのか、上半身裸で濡れた髪をタオルで拭きながら
現れた、波瑠さん。
「は、は、は、波瑠さん・・・こ、こ、こ、コレ・・・」
指輪が治まった左手を見せる。
そんな、言葉もままならない私にクスッと笑って
私の隣に腰掛けた。