海辺で恋するシンデレラ
「おめでとう、海桜。」
「亜紀っ、ありがとう・・・あ、亜紀。ブーケ、絶対受け取ってね。」
「え、でも・・・」
「いいじゃん。頑張んなよ。」
そう言ったのは、亜紀の隣に居た夏生さん。
そう、この2人
私の知らない間に付き合ってたの。
今では、私と波瑠に引けを取らないくらい
ラブラブな2人なのです。
『それでは、ブーケトスを行いますので独身の女性の方。お集まり下さい。』
会場のスタッフの人が、マイクで言う。
「ね、亜紀の方に投げるからっ。」
そういって、前の方にあるいていく。
亜紀は亜紀で、夏生さんに背中を押され
私の後方に沢山の女性の中に紛れて立った。
「せーのっ」
思いっきり投げたブーケは・・・
風に流され、右へ――――
「え゛っ・・・取っちゃった。」
そう言ったのは、なんと夏生さん。
お陰で、女性陣からは非難の嵐だった。