海辺で恋するシンデレラ


「受けとたものは、しょうがないよな。」


そう言いながら、夏生さんは亜紀の方に歩み寄っていき

亜紀の目の前で立ち止まると

いきなり、膝を付いてブーケを差しだし


「俺と結婚して下さい。」


そういった。


一瞬、シーンとなった会場だったが

一気に、キャーという歓声に埋め尽くされた。


もちろん、亜紀の答えは「はい」で。

嬉しそうに、ブーケを受けとった。




「夏生の奴、やりやがったな。」

「良いじゃないですか。幸せのお裾分け出来たみたいだし。」


みんなが、夏生さんと亜紀に集中する中

私達は、そっと寄り添い微笑みあった。


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