海辺で恋するシンデレラ


「お前、本当に海桜ちゃんと付き合ってたのか?」

「はぁ?ばっかじゃねーの。こんな子供、本気にするわけねーじゃん。振りだよ振り。」


じゃぁ、恋人って言うのは・・・嘘なのか?


「こいつさぁ、俺の誘いに全然乗ってこねーの。他に好きな奴が居るとかでさぁ。で、記憶喪失になったから丁度いいやって思ってさ。そしたら、マジになってるし面白れー。笑える・・・あははっ」

「そうか・・・じゃぁ遠慮なくいけるな」


俺は、腕に抱えていた海桜ちゃんをゆっくり床に寝かすと

ゆらりと立ち上がった。



「ふざけんじゃねーよ!」



叫びながら、橘を思いっきり殴った。


もう、我慢できない。

海桜ちゃんの彼氏だからって、抑えてきたけど

彼氏じゃないんなら、遠慮なくやらせてもらう。

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