純情彼氏

上から降ってきた言葉に視線をあげた

「……あっ…」

見つけたのは橘の姿。


「………っ」

心臓が高鳴ってく。
好きになったと気づけば気づくほど心は高鳴る。

「何?」

「う、ん……。えと、今日のお昼のこと……何だけど」


口ごもって俯いてしまう。
駄目だって分かってるけど……

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