お姫様は王子様を演じてる



扉が閉まったあとに訪れる沈黙。



「……」



「……」



だってさ、女の子が裸で立ってたらびっくりするじゃん?



そりゃ、叫びたくもなりますよ…



心の中で言い訳を繰り越す。



この沈黙ってもしかして
嵐の前の静けさなのかな?


「てめえー!!ふざけんなよー!!
やっとあそこまでいったのに…
どうしてくれんだよっ」



やっぱり…
くると思いましたよ
大きな嵐が。



胸倉を掴まれ
きつく睨まれる。



普通の女の子ならうぇーんとか泣いちゃうところだろうけど…



残念ながら私は違う。



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