アンデロス星人
ライバル出現
 クップが眠りから覚め、円盤の外に出ると、トーノが修理に勤しんでいた。

「今日、何かやることあるんじゃないの?」

「ああ……」

 クップは大きなあくびをした。  

「もう少しで直るから早くしないと、この星から飛び出すよ!」

「今日は眠いからまた明日!」

 と、クップは言って、その場で座りこんで寝てしまった。

「こら!」

「はいはい……行ってまいります……」

 クップは眠気のまま走り出していた。

 太陽が出ているので、道に迷うことなく、美加の自宅前には行けた。
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