圭くんと私【短編】
圭くんがお鍋を沢山食べてくれたから、無駄にならなくて良かった


それに、スッキリとした白ワインがお鍋にもよく合っていた


私も圭くんもちょっと飲み過ぎちゃったんだ…


「まや…」


すっかりお鍋とワインで体がぬくもった圭くんは、こたつから飛び出して、床に大の字になっていた


片付けを済ませ私がリビングにやってくると、圭くんに呼ばれた


「なに?」


と寝転がる圭くんの顔をのぞきこむ


すると


「まや、マジのちゅうちゅうごっこしねぇ?」


圭くんが言った


と同時に私は引き寄せられ、反転したかと思えばあっという間に圭くんに覆い被されていた


「圭く……んっ」


私の両腕を床に押し付け、圭くんが本気のキスをしてきた


抵抗しようにも、体が動かない


圭くんと私の舌が絡み合う


「んっ……や、……」


こんな本気のキスは一度もした事がなかった


だって、そうでしょ?


「私たち、幼馴染みじゃない!!」


一瞬、息継ぎで唇が解放された時、やっとの事で声を出した


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