まだ私たちの間につける名前はない。



「お前らがいつどうにかなると思って手ェ出さないでいてやったんだよ。なのに千尋に聞いたら何もないとか言うし」



『は、はぁ?なんて聞いたの!」



「ん?美咲とヤった?って」



『下劣!マジで最悪!もうほんと千尋に近づかないで欲しい!』



「千尋にも同じように冷めた顔で見られたわー」







…あ、でも。




そんなに嫌がったって事は私とのそんな想像ですら不快って事だよね。





なんか、分かっていたとはいえ落ち込む…










「話戻すけど。

本当にそんなんじゃないんだったら、もういいかと思ったんだよ。

こんな居酒屋で言うのも締まりねえけど、ずっと好きだったんだ」




『っ…』













なんだ、これは。


雅弘相手に私は何でこんなに鼓動を早めているの…?











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