龍奇譚-彼の想い-





「お母さんっ、ご飯まだ?」

「ふふ、もうすぐよ。結人、手伝ってくれる?」

「うん!!!」



結人くんが6人分のご飯をよそっている美波さんの元へと駆け寄った。





……ん?6人分?



もしかして、俺たちが帰って来るのを待っていたのか?



それに、俺の分まで……



気付かなかったけど煮魚も6つある。





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