龍奇譚-彼の想い-





可視を始め、幻と縛。



これらは、ただ説明を聞くだけで終わった術だったから。



ちゃんと、発動してくれるか心配だったんだよな。





「やだー!!!もっと、あそぶのぉ」

「もう、終わりよ」

「やぁだー!!!!!」

「あの、司?」



司が終わりだと言った瞬間、つぅを押さえていた鎖は霧散した。





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