正の数【せいのかず】







「この世界にもいなかったか…
だけど約束は守らなくちゃね…」






『黎都はどうなんだよ…
想い人とかいるの?』
『死んだって事?』

「隼輝か…もう会う事もなくなるな…」


少年は、ヘッドホンを耳から首に移し
太陽をただ眺めていた…
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