不良に口説かれて恋にオチました
「…やっぱり、温かいお茶?…うーん、でもココアも…」
ピッ。
「え?」
後ろからのびてきた指によってボタンは押された。
あたし…お茶かココアで悩んでたのに!!
「ちょっと!!」
あたしが勢いよく振り向くとそこには時雨がいた。
「悩んでたんだろ?だから押してやった」
そう言って笑った。
「確かに悩んでたけどさ…」
突然押すだなんて…。
「ほれ。希美にぴったりなお子さまココア」
いちいち、からかうようなことを言うよね。いつも。