君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
真っ暗闇に取り残されたような、そんな気分。
「置いてくぞ?」
「えっ、あ、待って!」
「冗談」
笑うみーくんの背中に頭突きをして私はバイクに飛び乗ると、みーくんは小言を漏らしながら私の手を自分の腰に巻きつけた。
「置いてくぞ?」
「えっ、あ、待って!」
「冗談」
笑うみーくんの背中に頭突きをして私はバイクに飛び乗ると、みーくんは小言を漏らしながら私の手を自分の腰に巻きつけた。