君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
やっぱり、嫌ってなんかないんだ。







「来てもらいましょうよ」



「え、杏奈ちゃん、何言って……」



「私が連れて行きますから」







私達の声は誰もいない長い廊下に響き、反響はせずに消えていく。



それが寂しく感じるのは、すぐに消えていった声や言葉のせいで、一瞬と言う短い時間を突きつけられたかもしれない。





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