君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
真っ暗闇にキラリと光るのはみーくんの大きな目と蜂蜜色の髪。



今日の香水は爽やかだなぁ、なんて感じながら抵抗するけれど、私の体はまだみーくんに包まれたままで。






「なぁ、杏奈」



「……何?」



「このままベッド行っていい?」





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