君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
「院長先生……」



「どうせ婚姻届持っているんだろう?出しなさい」



「え、親父?」



「サインしてやる。まだ親の許しが必要だろ?」







みーくんは鞄の中から婚姻届を抜き出し、藪内先生に差し出す。



それを受け取った院長先生は胸ポケットから万年筆を取り、何もいわず婚姻届にペンを走らせた。





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