君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
「雅らしくねぇな」



「うるせ」







みーくんは、ボサボサ頭の藪内先生が座るベッドに腰掛けると、ひらひらと私を手招きした。



意味もわからず言われるまま向かうと、



自分の膝を指差して「ん」って言ってくるから、



首を振ったけど、半ば強制的に座らせられた。





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