君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
寝るときは、みーくんの服を借りたけど、そのまま出掛けるわけにもいかない。



そのことに気づいたみーくんは、私には丈が長すぎるジーンズを切ってショートパンツにしてくれた。



上の服は、ブカブカのセーターを貸してくれた。



サンダルは、みーくんのサイズだから大きいし、何よりストッキングすら履いていないから、寒い。







【それはそうだけど……】



「俺がいいって言ってんだから、いいんだよ。金、どうせ使わねえし」







時々見せる寂しそうな表情。







そんな顔しないでよ……。







胸がぎゅっと締め付けられる。




< 145 / 1,645 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop