君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
真上に広がる空を見つめながら、



お腹の当たるうつ伏せに倒れなくてよかったと思った。







「救急車早く来いよ……っ!」







電話を終えたみーくんは汗ばむ私の手を強く握って、祈るような声を絞り出した。







「なんでこんないきなり……」





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