君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
「センスない俺の意見は聞かないんじゃなかったっけ」



【みーくんのお金だもん】



「遠慮すんな。杏奈が決めな」







もう……。



みーくんは、結局はいつも私の考えを通す。



まるで、一定の距離を保っているような……。



それが、私にはつらい。



拒まれているように感じてしまう。







【みーくんのばか】



「なんでだよっ!」







結局、ベッドや机は私の意見通り、白で揃えられた。






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