君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
みーくんと暮らしたら……、本当の家族みたいになれるかな。







俯いて色々考えていると、視界に茶色い靴が目に入った。







……みーくん!?



嬉しくて顔を上げると……、







「ねえ、1人?」



「マジ可愛い!一緒に遊ばねえ?」








目の前にいたのは、見るからにチャラそうな男2人組。







そうだ、みーくんは今日は白のスニーカーを履いていた。みーくんじゃ、なかった。心の
どこかでガッカリしている私がいた。







……ナンパか。どうしようかな。







【連れがいるので】



「なんで喋らねえのぉー?」





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