君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
第二章 secondmiracle

オムライスとハヤシライス

あれから2日が経ち、仮退院が許可された私はみーくんの家に身を寄せていた。







「荷物、杏奈の部屋に運んでおいたから」



【うん、ありがとう】



「食器は後で買いに行こうぜ」



【何でもいいよ?】



「俺、センスないらしいから」





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