君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

セツナユキ

大晦日、私はみーくんに決意を話した。



パパやママと、ちゃんと話をしてみると。



とめどなく溢れた涙を、みーくんは優しく拭ってくれた。







「杏奈、頑張れよ」







ただ、それだけ。



抱き締めてくれたみーくんは、それ以上は何も言わなかった。



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