龍太郎一味のご無体な学園生活
「あの、折角ですけど…」

喜屋武は苦笑いする。

「私お酒は弱いですから…龍娘先生もこの間の月見大会で私が酔い潰れたの御存知でしょう?」

「さて何がいいかな?そろそろ鍋が美味い季節だな、おでんも悪くないし…火鍋はどうだ?辛いが病み付きになるぞ?」

既に喜屋武の言い分は耳に入っていなかったりする龍娘。

いい機会だから喜屋武は覚えておいた方がいい。

李 龍娘という女は、飲み会が絡むと傍若無人の振る舞いをし始めるのだ。

いや、普段からそうだが。

< 153 / 2,031 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop