龍太郎一味のご無体な学園生活
「ねぇ河童君私美少女二十選選ばれなかったんだけどどう思うこれおかしいよねぇ八百長だよねぇすぐに美少女二十選実行委員会に通報した方がいいよねぇ不正ダメゼッタイ悪即斬だよねぇ大体私を差し置いて脂肪や無口が美少女なんてチャンチャラ可笑しいよねぇこんなんだったらやっぱ今年は美少女二十選中止にした方がよかったよねぇ私が選ばれない美少女二十選なんて勇者のいないド○クエみたいなもんだよねチ○コボの出ないFFみたいなもんだよねでもモー○リは別に出なくてもいいかな私チ○コボ派だからそんな事どうでもいいんだよ美少女二十選だよ即刻やり直しだよ再審請求だよ冤罪だよ法治国家でこんな事あっちゃならんよなのに偉い人にはそれがわからんのです聞いてんのか理事長お前に言ってんだよあーそか別に理事長は名前だけだから偉くないのかじゃあ誰に言えばいいのかなこの怒りすぐにでもぶちまけなくちゃ私憤怒のあまり遊里踵落としで地球滅亡させちゃいそ「可愛いんじゃねぇか?「え?「いや…だから…」

読むのも目がチカチカしそうなマシンガントークの最中、鷹雅が地味に小さく呟く。

「俺ぁ…まぁ…小猿はそこそこイイ線行ってると思ってやってるぜ?…別嬪の方じゃねぇの?…美少女っつーのか?この時代じゃ…」

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