龍太郎一味のご無体な学園生活
「いや…気にしなくていい」

喜屋武を片手で制止し、ウェスタは少し考える。

こりゃあ参った。

召喚魔法の指導を安請け合いしてしまった己を呪ってしまいそうだ。

こんな手強い生徒は、天神学園にもなかなかいない。

何つーか、コイツ召喚魔法のセンスねぇよ。

「ぎゃはははははははっ!」

中国拳法の修行をしながら傍らで見ていた龍太郎と龍娘が大爆笑している。

喜屋武涙目。

「そ、そんなに笑ったら喜屋武さんが可哀相ですよ、老師…」

それとなく喜屋武の肩を持ってやる拓斗も、流石に表情が引き攣っている。

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