龍太郎一味のご無体な学園生活
「ああ、もうっ…」

頭を抱えて突っ伏すアルベルト。

「どうして愛の部屋に上がり込んでしまったんだろう…あんな時間に一人暮らしの女の子の部屋に押しかけるなんてどうかしてる…学園長という責任ある立場の僕が…」

「……」

苦悩するアルベルトの横で、チビリチビリとコップ酒を口にする小岩井。

こと恋愛に関しては、小岩井の方が僅かにアルベルトよりも上級者だ。

だからわかる。

酒に酔った時、人間は本音が出る。

毎日多忙で、精神的にも肉体的にも疲労が溜まっているであろうアルベルト。

そんな彼が、心の拠り所を求めて癒される者の部屋を訪れる事に、何の不思議があろうか。

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