龍太郎一味のご無体な学園生活
が、そんな笑い話の返答が。

『責任は…とるよ…』

追い詰められたような声で言うしまじろう。

ニキビの責任を、しまじろうが取ってくれるのか?

ハテナ?と首を傾げる龍娘に。

『結婚しよう、龍娘先生』

思いも寄らなかったしまじろうからのプロポーズ。

「っっっっっっ…!」

愕然。

呆然。

後、狼狽。

言葉を失う事およそ1分。

龍娘は。

「う…………うむ……よろしく…………頼む」

まるで書類を頼んだかのように、しかし動揺を隠し切れないまま、しまじろうの求婚を受ける。

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