龍太郎一味のご無体な学園生活
映画が終わり、二人は映画館を出る。

「ごめんなさい喜屋武さん、女性の喜屋武さんはああいう映画楽しめませんでしたよね?」

自分ばかりが喜んで観賞してしまったのではないかと、拓斗は喜屋武に詫びる。

「いえ、そんな事ないですよ?真剣に映画見てる拓斗さん素敵でした」

「え?」

「いっ、いえっ、あのっ、そのっ…」

何を口走るかこのキャンペーンは。

勝手に言ってしどろもどろになっている。

また赤面して曇る喜屋武の眼鏡。

その眼鏡を見ながら…。

「喜屋武さん、今日の映画のお礼、させてもらえますか?」

拓斗は微笑む。

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