龍太郎一味のご無体な学園生活
そんな三人に。

「静粛に」

やや冷たささえ感じさせる月の声が響く。

「狼狽するなんてみっともないですよ?喝を入れる意味で、ジェノサイドが必要ですか?」

フルフルと首を横に振る三人。

月はクスッと笑った後。

「今の役職は一旦忘れて下さい。どんなに嫌でも、貴方達の中から次期生徒会長を選ばなければならないのです…覚悟を決めて下さい。もう私達は卒業する身…甘えは許されないのですから」

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