【完結】キスからはじまる恋。
「ありがとう。何か手伝えることがあったら言ってね!」
「ああ。じゃあ待ってろよ?」
「はーい」
大夢がチャーハンを作ってくれている間に、わたしはスマホを見ていた。
そして10分後、大夢がチャーハンを持ってきてくれた。
「彩音、出来たぞ」
「えーありがとう!美味しそう……!」
「熱いから気を付けて食べろよ」
「うん。いただきます」
出来たてのチャーハンを一口食べると、とてもおいしかった。
お母さんが作るチャーハンと、全然違う男の人が好きな味って感じだった。
「美味しい……!」
「そうか?なら良かった」
「なんかこう、濃いめの味付けって感じで、すごく美味しいよ!初めて食べる味かも……!」