永遠の唄
初恋

新入生

私の名前は、怜奈。
まだ入学して日が浅いけど普通の中学1年生!


「怜奈おはよお!」
クラスの皆が笑顔で挨拶してくれる。
私はそんな仲のよいクラスが大好き。


私の通う中学校は地元の2つの小学校から集まってるだけの学校だから
児童数がすごく少い。
クラスなんかも1つしか無くて、私のいるクラスは32人しか居ない。
だからその分男子も女子も皆仲が良い!!

「怜奈ぁ!宿題やったあー?」
って、朝から元気なのは隣の席の子の美希。
小学校から一緒の子で仲良しな子。
「ええ!?宿題・・・?あったっけ?」
「あったよ!!私もやってないの!一緒にしよう!」
「うん☆」

こんな感じで学校は始まる。


「今日の5時間目って何ー??」
「委員会の説明だって!一緒行こう~♪」
って言ってくれるのが、愛莉と鈴。二人とも小学校の時から仲がいい子。
私は極度の人見知りで、まだ同じ小学校の子としか仲が良くない。
【まッ、いつか仲良くなれるって♪】
って軽い感じで学校生活を送っていた。


━━━━5時間目━━━━

「どんな委員会があるんだろうねっ!?」
「楽しみだよね~♪」
なんて、他愛も無い話で盛り上がっていたら、委員会の説明は始まった。
この説明は、各委員会の委員長が説明をしてくれる。私はそれを聴いておくだけ♪

【はあー…。恋したいなあ…】
なんて心の中で思ってたら、もぅほとんど終わっていた。

「次は文化委員です。神谷君お願いします」
【あっ…神谷さんってあの神谷さん…?。】
神谷さんとは私の兄と同い年の人で、同じ小学校に通っていて仲が良かった。

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