あなたの体温で癒して・・・②
・・・

それからしばらくして、

その事を考えなくなっていたある日。

・・・

「美晴お姉ちゃん」

「なあに?」

・・・

仕事場に、

南ちゃんが顔を出した。

・・・

「お姉ちゃんの、

スリーサイズ教えて?」


「え?!!

何でそんなこと聞くの?」

・・・

突然の質問に、

驚いた私。

「え・・えーっとね。

美晴お姉ちゃんは、

南の憧れなの。

だから、お姉ちゃんみたいに

なりたいなぁ・・なんて」


・・・

「そうなの?

誰にも言わないって約束してくれる?」

南ちゃんは頷いた。
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