悪魔の襲撃ー原発による苦しみー
そして叔母は、二階建てだった仕事場が、一部半壊し、仕事が出来ない状態になったのもあり、直ぐに解散になったとのこと。
しかし、地震の影響で道路が盛り上がったりひび割れしていたりしたため、なかなか車が進まず、遅くなったんだと教えてくれました。

それでも、無事に帰って来たことには変わりありません。
私は、家の状況を簡単に説明しました。


「独りで悪がったな?無事で何よりだった。」

祖父にそう言われ、うんと、頷くしかありません。

「それより、一旦中に入っぺ。ここさいても
なんもかわらん」
「んだね。」


祖父の提案で、余震が続くなか、家の中に入り
ました。不思議なことに、あれだけ強い揺れだったにも関わらず、家具は全て無傷のままでした。

そして、一番に行ったのは、テレビの電源入れです。











そして・・・・
テレビの画面に映った出来事を見て。
皆言葉を無くしました。
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