野獣な執事とワンコお嬢様
疲れて眠った次の日、隣にはヒョウ。



「お…はよ…」

「お前ってカワイイよな」

「いつから起きてたの?」

「ん~、しばらく寝顔見てた。お前の顔、好き」

「は、恥ずかしすぎる…」



愛おしそうに見つめないでよ!!



顔が熱くなってきた…。



「足りねぇな。触り足りねぇ」

「昨日十分…」

「アレは躾。今から俺の欲の時間」

「今からっ!?朝だよ!?」

「お前がカワイイのが悪い」



なんて理由!!



だけどヒョウに言われると嬉しくて。



「好きにしていいよな?」

「いい…です…」

「よくできました」



最近なかった甘い時間にメロメロ…。



朝からなんて…好きすぎて、頭おかしくなっちゃったのかな?



ヒョウが求めてくれるなら、なんだっていい。



「超カワイイ、琴音…。マジ好き」

「もうやめて。頭おかしくなるぅ~…」



甘すぎるヒョウに酔ってたら、バイトのこと、また言えなくなっちゃった…。



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