初恋はドSの先輩㊤
嘘でしょ!?
あたしの足が当たったドラム缶が音を立てた。
それもかなり大きな音・・・
「誰だ!」
気づかれた!?
ヤバい!!すごくヤバい!!早くっ、早く逃げなくちゃ!!
「グループの奴なら言葉言えやぁ」
男が一人立ち上がった・・・。
早く戻らなきゃ!!!
・・・うそ・・・でしょ・・・?
足に力が入らない!?
どうして・・・!?お願い走って!逃げなきゃいけないの!
・・・どうして言うこと聞かないの!?
怖い!!
「女ぁ?おい!女がいるぞ!!」
―ビクッ
近づいてくる男。
いやっ・・・
「来ないで・・・」
お願い、震えてなんかいないで走ってよ!あたしの足!!お願い!
「中学生じゃね!?」
「じゃ西空か!いーじゃねーか、ヒヒヒッ」