キープアウト!
「紅茶でいい。もし紅茶なかったら、普通のお茶でいいよ」

「了解」

亮二が行こうとした時、あたしは呼び止めた。

「亮二、これ」

お金を渡そうとした。

「いいよ。オレ出すから」

「でも。朝ごはんも入場券もおごってくれたたのに、悪いよ」

「気にするな」

亮二はお金を受け取らなかった。

そして、売店の方に向かって行ってしまった。

なんか悪いなぁ。
それとも、亮二の中では男が出して当然ってのがあるのかな…?
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