Dearest

8・一緒に歩こう

今日は久しぶりに2人きりのラヴとアキ。


キズナは小学校、アシュリー達は仕事に行っている為

エンドロール家には静かな時間が流れていた。




「うーん、いい天気。家にいるのが勿体無いくらい」



アキは庭で洗濯を干しながら空を見上げていた。


ラヴはリビングで本を読んでいる。




洗濯を干し終えたアキがリビングに入ると、ラヴは本を畳み、アキに歩み寄った。



「何、ラヴ。お茶淹れようか?」

「いえ、大丈夫です。それよりアキ、折角の天気ですし散歩にでも行きませんか?」



ラヴがそう言うとアキは笑顔になり、頷いた。



そんなアキに帽子を被せ、ラヴはアキと外へと向かった。
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