Dearest
暫く街を走っていた2人は静かな公園に着きバイクを停めた。



「ちょっと休憩な」



アシュリーはヘルメットを取ると煙草を取り出した。




「じゃあ飲み物買ってくるね」



アキは公園にある自販機に走っていった。


アシュリーは星が煌めく空に向かって煙を吐いた。




「はい、アシュリーは珈琲でよかったよね」

「ああ、サンキュ」



2人はベンチに座り、空を見上げていた。




「前にホワイトガーデンに行った時も、アシュリーとベンチに座って空見てたよね」


「そうだな。こうしてまたお前と見てるって事はあれから何も変わってないって事だな」


「またみんなで行きたいね。お母さん達にキズナ会わせないとだし」


「ああ、また行こう」
< 490 / 596 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop