光と闇さえ叶わぬ願い

〜土〜

「あっ、おはよー、翔。」
「おはよー、千春。」

この天文学校に通う僕ーーー菊地 千春は
、同級生の風早 翔と同じ学科で偶然出会い、そして偶然、2人とも8つの根源の中の1人だった。

僕は、土の根源を持つ。
そして翔は風。

僕達は主であって8つの根源が取り巻く2つの根源、光と闇のうち、光に仕えている。

(仕えてるとは言っても、友達感覚だし、闇の存在とは話したことも、会ったことも無いから、何も言えないケド…。)


光ーーー暁 帝は、本当に、僕にとっての光であり、皆の光でもあった。


ーーー皆、各々が別の理由で帝には世話になってるからな…。



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