Fragile~思い出に変わるまで〜
こっちも笑いながら答えると、それもそうだね、と少し意味深な様子で彼女はふふふっと笑った。


あまりゆっくりもしてられないから、お互い日替わりランチを手早く頼む。


それからすぐに本題に入るように、こっちから切り出した。


「それで、日曜は何時頃会うことになった?」


そう聞くと藤森はちょっと困った顔をして言い淀む。


「それが……ね?」


この間のメールでは、お昼頃とか早めの時間にするとあった。


さすがに日曜日に夜まで引っ張り出すわけにはいかないと、一応気を遣ってくれたんだろう。


そのまま黙って続きを促すと、彼女はすまなそうな顔で話始めた。


「あの人に夜がいいって言われちゃって……

だけどなるべく早い時間にしたいって話したら、じゃあ夕方くらいならなんとかするって言うの

前もって話してあったのに、そうゆうルーズなところがある人なのよ

ほんとにごめんね?」


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