あたしの旦那は保健医です!?
「涼!!」
『何なのこの女は』
『ブスな女が涼に何か用なの?』
『それは言い過ぎよ』
3人は高笑いしながら言った。
「おい、てめぇら。
こいつは俺の妻だ」
『『『えっ!?』』』
睨む女3人組。
ひぇーっ!!
「杏、おいで」
涼は手をあたしに差し出した。
あたしの手を引きあたしにキスをする。
「ンンッ…」
『キャーッ』
『イヤー』
『イヤー、嫌よそんなのー』
甲高い声が耳に響く。
そんな高い声出したら周りの人の注目の的だよぉ!
ほら、なんか見られてるし!
「涼…」
離された唇。
周りの人はヒューヒューと言って騒ぎ立てている。
お父様からマイクを渡された涼。
え、何言うの!?