あたしの旦那は保健医です!?

「涼!!」

『何なのこの女は』
『ブスな女が涼に何か用なの?』
『それは言い過ぎよ』

3人は高笑いしながら言った。

「おい、てめぇら。
こいつは俺の妻だ」

『『『えっ!?』』』

睨む女3人組。

ひぇーっ!!


「杏、おいで」
涼は手をあたしに差し出した。

あたしの手を引きあたしにキスをする。

「ンンッ…」

『キャーッ』
『イヤー』
『イヤー、嫌よそんなのー』

甲高い声が耳に響く。

そんな高い声出したら周りの人の注目の的だよぉ!

ほら、なんか見られてるし!

「涼…」

離された唇。

周りの人はヒューヒューと言って騒ぎ立てている。


お父様からマイクを渡された涼。



え、何言うの!?
< 185 / 380 >

この作品をシェア

pagetop