あたしの旦那は保健医です!?

深い口づけ…


「杏、さっきの矢野とのキスシーンと今、どっちがドキドキしてる?」

「…っはぁっ、、今だよ、」

「本当に?」

「…うん///」


涼の手は制服のボタンに掛かる。


「りょ、、待っ…ここ学校…」

「待てない」

甘い口づけを交わす…


涼の手は下着に掛かってる。


「そういえば、杏は練習中にキレたんだっけ?」

関係のない話をしてきて、あたしはすごくびっくりした。

「友達想いだな」

「だって……」

「矢野想いだな」

「違う!!」

「………」

「違うよ、あたしが好きなのは……」
あ、しまった!!
涼を見ると意地悪く笑っている。

「好きなのは?」

「好きなのは……」

「杏ちゃん、好きなのは、誰?」

「言わないっ!!///」


涼が触れる。



「杏、なんでそんな声出してるの?」

意地悪く言う。

あたしは反抗したくても涼から与えられる刺激でできなくて──


「杏の好きなのは、誰?」

涼が問い掛ける。

そんなの決まってるじゃん。
涼だよ。
いつも涼のことしか考えられない。


「りょ、う、好き…」

涼は動きを止めてあたしを見た。

「俺も大好き…」



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