シンデレラの魔法
プロローグ
私は、今まで私の歩んできた人生を、一度も不憫だとか、惨めだとか思ったことはない
強いて言うなら、美人すぎる姉、美人で可愛い友達を持ったことが、周りからしてみれば、不憫なんだと思う
だけど私は、全然そんなこと思わない
だって、お姉ちゃんや友達は、私にとって掛け替えのない人たちだから……
そして、これから出会って、深く…関わっていく人たちのことも……
……―――――