俺の大好きなアイツ。
ドキッとした。
いつも女が俺に向ける媚びた笑顔でも声でもなくて…ただ、綺麗だった。
「…あぁ」
動揺して上手く言えたのかも
分からない。
しばらく、2人でぼーっとしてると
「んじゃ、行くわ!!!友達に怒られそう!!」
…勝手に行けよ…笑
何でわざわざ俺に言うんだ。
「…じゃあな」
パタン
ドアが閉まった
じぃーっと空を見ながら考えた。
…何でアイツといると嫌な感じがしない?
俺らしくねぇ
まぁ…そろそろ帰るか
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