俺の大好きなアイツ。
あれから一週間がたち、
何事もなかったかのように毎日を
過ごしていたとき……
「体育祭はバスケだぞぉおおお!!」
教師の無駄に気合いの入った声が響く。
…うっせぇ………
「よっしゃぁあ!!!やるぞ、みんな!?」
「「「ォオオッ!!!」」」
風磨の掛け声で盛り上がりはピークに。
…でも、何気にバスケ好きなんだよ、俺。
んで、一様部のキャプテンだったし?
いいとこ見せないとな?
それから、風磨の呼びかけで
放課後は毎日練習することになった。
…勿論、俺が先生だ………。
「もうちょい、角度上にすると入る」
シュッ
俺のアドバイスを聞き入れたヤツのボールが綺麗にゴールにシュートイン。
ほら見ろ…!!!
「すげぇ!!!流石陸斗!!!」
…そりゃ、どーも。
まぁ、がんばれよ。
こうして、俺らのクラスは着々と
力を付けていった。
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