Hurly-Burly3 【完】

ユウヤが気に入ったのかと言ってくる。

「うん、とっても美味しかった。

お好み焼きは元々好きな方で、

もんじゃは衝撃の食べ物だった。」

「じゃあ、もんじゃで決定!」

ユウヤはあの店は裏メニューもあんだよ

と言いながら小話をした。

「美男、準備したら先外に出てろ。」

「へいっ」

慶詩の言葉によっちゃんを初めとする

不良メンバーズが嬉しそうに部屋の片づけ

し始めた。そのお片付けする姿に感動した。

「え、偉いわ!!」

家の子たちは実に良い子だった。

あの面できちんと分別が出来る。

缶とペットボトルをちゃんと分けられるのだ。

「お前、アイツらの母ちゃんか?」

はぁとため息を吐く慶詩はツッコミ飽きたと

言いながらユウヤにパスした。

「自慢の息子です!!」

「ヒヨリンの方が年下。」

地味なツッコミだな。

ユウヤは慶詩を見習うべきだ!

良い腕のツッコミ学べます。

「日和ちゃん、今日は自転車?」

馨君はよく考えてらっしゃるようだ。

「うん?」

そうか、あたしが自転車だと何かと不便だと

そう言いたいんですね?

「最悪、置いて行ってもいいよ。

明日の登校はサユと早めに出ましょうと

いうことにしておけばの話ですが。」

「女王がキレんだろうが。」

慶詩でさえサユを怖がっていたとは。

「どうする?」

ナル君がう~んと悩む。

「地図を転送して頂ければ自転車で行く

ことも出来ますよ?」

あたし方向音痴ではないからちゃんと地図

を読める人間だと把握している。

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