Hurly-Burly3 【完】
いつからそんなに堂々とモノを言えるようになったんだ?
遠くから見るピアスの輝きは強さを増す。
あたしが知らない内に少しは強い男になったらしい。
副校長の何とも言えない顔がムカついたがいい。
相沢ティーチャーに免じて今回は落ち葉を掃除
しておいてやろう。
次はないからな!!次は落ち葉ではなく小枝を
広い集めて下駄箱に突っ込んでやるからな!
しかし、落ち葉が多すぎる。
どうも見てると綺麗にしたくなる性質が出てくる。
決して、几帳面な性格でも潔癖症ってわけでもない。
むしろ、おおざっぱな性格だ。
麦わら帽を玄関の机の上に置いてからいつも仲良く
してくれる校務員のおじちゃんにゴミ袋と軍手を
貰い、ホウキを用具室から取り出して早速落ち葉
拾いをした。
校務員のおじちゃんも一緒に落ち葉拾いをして、
小枝は念のために残しておいて下さいと頼んだ。
校務員のおじちゃんは焼き芋でもやるのかいと
言って笑ってた。
「そういえば、おじちゃん芋貰ったんだ。」
校務員のおじちゃんが落ち葉拾いを途中で
やめてちょっと待っててくれよと言いながら
校舎に入って行った。
「日和ちゃん、焼き芋するから後でお友達
呼んできなさい。」
そうおじちゃんが言っていたので嬉しくなった。
あたしは落ち葉の掃除が楽しくてどんどん
校舎裏に向かって掃除を進めていた。
この時のあたしは落ち葉掃きがこんなに
楽しかったのかと思って声がすることに
気付かなかった。
早く焼き芋食べたいなと思いながら落ち葉を
ドンドン集めていく。
焼き芋なんてしばらく口に入れてない。
あの懐かしい焼き芋のトラックはまだ
現れないので近所の奥さんがまだ来ない
のかしらと聞いてきた。
兄ちゃんも焼き芋食べたいなとジョセフィーヌと
じゃれ合ってた。